プラスチックワッシャーの種類と用途

ワッシャーはボルトやナットを締め付けるときに、座面と締め付け部の間に入れるドーナツ形の部品です。

プラスチックワッシャーは素材にプラスチック樹脂を使用し、
ネジ部の防水、気密性や水密性の確保、振動などの防止、絶縁、締結する相手の保護・傷つき防止など様々な用途で用いられています。プラスチックワッシャーはプラスチック樹脂の材質により特徴があり、使用する用途に応じて選択します。

ナイロンは、潤滑・耐衝撃・耐摩耗性と引張強度に優れる素材です。MCナイロンは、ナイロンを大気圧下で重合・成形した素材で、ナイロンに比べ耐熱・耐化学・耐摩耗性および機械強度に優れます。

POM・ジュラコンは、摺動特性・強度・弾性率・耐衝撃性を有します。ポリスライダーは、対面圧・耐クリープ性に優れ、摩擦係数が小さいのが特徴です。UHPEは、耐摩耗性、低摩擦で摺動性に優れています。

ポリプロピレンは、比重が0.9とプラスチック材中最も軽量です。ポリカーボネートは、衝撃に強く寸法安定性・精度に優れ、自己消化性を備えます。

ベークライトは、長期寸法安定性・絶縁性を有します。

テフロンは、耐熱・耐薬品性を要求されるワッシャーに使用されます。レニーは、プラスチック材中最も高い強度・剛性を持っています。ガラスエポキシは、強度・難燃性・低導電率に優れています。ポリファニレンサルファイドは、高温度環境で長時間の使用が可能です。PEEKは、プラスチック材中最高レベルの耐薬品性を有します。フッ化樹脂は、耐薬品性と耐候性に優れた素材です。

PVCは、耐水・耐酸・耐溶剤・耐アルカリ性を備えます。プラスチックワッシャー使用にあたり、ネジ絞めトルクが過大になるとプラスチックが変形または割れてしまい機能を損なう恐れがありますので、注意が必要です。

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