金属ワッシャーの種類と用途

ワッシャーはボルトやナットを締め付ける時、座面と締め付け部の間に入れるドーナツ形の部品です。

ワッシャーには金属製と樹脂製があります。

金属製はネジやボルトの大きさに対して締め付ける材料が大きい場合や、
締め付ける力に対してネジやボルト頭部の座面の大きさが十分に得られない場合に使用され、
金属ワッシャーと呼ばれます。

金属ワッシャーは金属の材質により特徴があり、使用する用途に応じて選択します。鉄(クロム)は、入手が容易であり強靭であることから多用されており、
鉄と炭素を主成分とした炭素鋼に熱処理を施したもの、クロム・モリブデンなどを添加した合金鋼が使用されます。

ステンレスは耐食性に優れ、化学・水処理分野など多湿な場所や屋外での使用に適しています。黄銅は、通電・耐食性に優れ、主に強電弱電機器の通電部に使用されます。

アルミニウムは、密度が鉄の約1/3と軽量で導電・熱伝導性などに優れています。チタンは、耐食性に優れ軽くて強い特性を持っており、海中では白金に匹敵する耐食性を示します。

チタン合金は、チタンにわずかな添加元素を加えたもので、チタンと同じ特性を持ち強度を増した合金です。金属ワッシャーはネジやボルトを通す穴が頭よりも大きい場合、ワッシャーを使うことで抜け落ちることを防止し、座面を安定させることが主目的です。

用途は、座面の安定の他、材料の傷つき防止、緩み止めなどがあります。例としては、車・バイクのオイルドレンパッキン、玄関ドアの旗丁番の間座、電源プラグと電線の接続、オイルラインのガスケット、薄い板同士の固定、スペーサー高さの微調整などがあります。金属ワッシャーは様々な用途で使用されますが、順番としてボルト→ワッシャー→固定物→ワッシャー→スプリングワッシャー→ナットを基本に使用します。

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